ストリートファイター6を始めてから、
「どのデバイスを使えばいいのか分からない」「レバレスとパッド、結局どっちが正解なの?」
と悩んでいませんか?
私自身、スト6が発売されてから
レバレスやパッドを含めて10台以上のデバイスを実際に購入し、試行錯誤しながらプレイしてきました。
この記事では、その中でも実際にスト6で使用したレバレス4台+パッド1台 を、
実体験ベースで正直にレビューしています。
「これからデバイスを買う人」
「スト6に最適なレバレスやパッドを探している人」の参考になれば嬉しいです。
このブログを書いている人について
簡単に自己紹介しておきます。
筆者はウル4ぐらいから格闘ゲームを始め、スト4・スト5・スト6とずっとリュウをメインで使用しています。
スト6ではACT7でMR2000を達成。スト6発売前まではレバー(アケコン)勢でしたが、スト6のデモ版をきっかけにレバレスを始め、
そこから完全にレバレスのデバイス沼にハマりました。
これまでにレバレスは10台以上購入し、パッドも複数試しながら、自分に合うデバイスを探してきました。
この記事は、この記事では、そんな実体験をもとに
「実際にスト6で使ってよかった」
「人におすすめしやすい」と感じたデバイスを、
正直な感想ベースで紹介していきます。
※本記事のリンクにはアフィリエイト広告を含みます。
※すべて実際に購入して使用したうえでの感想を書いています。
PUNKWORKSHOP MINIBOX

現在スト6でメイン使用しているのが、PUNK WORKSHOPのレバレスです。
初めてMR2000に到達したときも、このデバイスを使っていました。
実はこれが 3台目のPUNK WORKSHOPのレバレスで、
1台目はAliExpressのセールで購入、2台目と3台目はPUNK WORKSHOP海外公式で購入しました。
なんだかんだ同じメーカーのレバレスを3台も買っているくらいにはお気に入りです。
ボタンレイアウトはBタイプを愛用しています。
PUNK WORKSHOPの気に入っているポイント

PUNK WORKSHOPのレバレスで、特に気に入っているポイントは次のとおりです。
- 本体に傾斜が付いていて、長時間プレイしていても手が疲れにくい
- ボタンを改造しなくても十分使いやすく、デフォのボタンそのままでも実戦投入できる
- 定期的にボタンレイアウトやボタンの種類が変わるので、「新しいボタンが出たら試したくなる」楽しさがある
- 記事更新時点では日本公式よりも、海外公式の方が少し安く買える
特に「レバレスに傾斜が付いていること」は、個人的にはかなり重要ポイントで、
全てのレバレスに付けてほしいくらい便利な傾斜
だと感じています。
膝置きでも机置きでも、手首の角度が自然になって、
長時間のプレイでも疲れにくくなります。
霞軸ボタンとの相性がいよい

今メインで使っているPUNK WORKSHOPのレバレスには、
TIKITAKAのレバレスにも採用されている 「霞軸」が入ったボタン を装着しています。
もともとはデフォルトのボタン(PWS Blaze)を使っていたのですが、
この後に紹介するTIKITAKAのレバレス使ってみた際に霞軸が気に入りすぎて、
そのままPUNK WORKSHOPのレバレスにも装着しています。
筆者の霞軸ボタンの印象としては、
- 押し心地が軽く打鍵しやすい
- 打鍵音がかなり好みで、押していて気持ちいい
- 長時間触っていても指が疲れにくい
といった感じで、今いちばん気に入っているボタンです。
PUNK WORKSHOPのレバレスで霞軸を使いたい場合は、
レバレスに装着可能な霞軸ボタンがAmazonで販売されています。
こちらからチェックしてみてください
▶PUNK WORKSHOP 日本公式
▶PUNK WORKSHOP 海外公式 (やや安く購入できます)
▶ レバレスに装着できる霞軸ボタン Amazon
PUNKWORKSHOPのレバレスの不満点
正直なところ……
これといって大きな不満がないというのが本音です。
- サイズ感
- 本体の傾斜
- カスタム性(霞軸への交換など)
どれも自分にはちょうどよく、
今のところ 「スト6用レバレスの基準」になっている1台です。
TIKITAKA FTG M3

2台目のおすすめは、TIKITAKA FTG M3 です。
このレバレスはスト6をプレイしている知り合いに強くおすすめされて買ってみたのですが、
実際に使ってみたところ…
打鍵音に完全に惚れました・・・
TIKITAKA FTG M3の気に入っているポイント
- 本体にアルミニウム合金が使われているおかげか、打鍵音がとにかく気持ちよく、まるで「打楽器」ような感覚です。
- 筆者はボタンキャップを白に交換しており、黒×白のSTGゲームの“斑鳩っぽい”見た目に
カスタムしているのもお気に入りです。

本体の左上の小さなディスプレイが付いており、押したボタンの入力がリアルタイムで表示されます。
ここには好きな画像を表示できるので、起動時のロゴを自作画像に差し替えることも可能です。
TIKITAKA FTGは「見た目・音・触っているときの気持ちよさ」の三拍子が揃っていて、
触っているだけでテンションが上がるレバレスです。
▶ TIKITAKA FTG M3 Amazon
TIKITAKA FTG M3の不満点

本体がネジ止めされているため、ボタン軸の交換をする際はネジを外す必要があります。
最近はマグネット開閉で、サッと開けてメンテできるレバレスも増えているので、
それらと比べると少し手間に感じる部分があります。
ただし、この点については
2025年12月発売の新型でマグネット開閉対応予定
とのことで、そこに期待しています。
新型はすでに予約済みなので、届いたらまた別記事でレビューする予定です。
マッドキャッツ N.E.K.O.

3つ目は、マッドキャッツ N.E.K.O. です。
アケコンでお馴染みのMad Catzが出しているレバレスで、
ウメハラ選手がスポンサーを受けていた会社、というイメージが強い方も多いと思います。
Mad Catzがレバレスを出した
この事実だけで刺さる格ゲー勢も多いはずです。
マッドキャッツ N.E.K.O.の気に入っているポイント
- ボタンのストロークが約2mmで、軽すぎず重すぎず、かなり万人受けしそうな押し心地
- ボタンの数が多めに用意されているので、ボタン配置の好みに合わせて柔軟に設定しやすい
- 天板絵のカスタムがとにかくしやすい
マッドキャッツ N.E.K.O.は公式で、天板テンプレートデータを配布してくれているので、
- 画像編集ソフトでデザインを作成
- コンビニプリントなどで印刷
- 天板のサイズに合わせてカットして入れ替え
といった流れで天板デザインのカスタムが簡単にできます。
私は画像の通りずんだもん天板にして遊んでいます。
さらに、マッドキャッツ N.E.K.O.にはしっかり傾斜がついていて、長時間プレイ時の疲れにくさも高評価ポイントです。
▶マッドキャッツN.E.K.O. Amazon
マッドキャッツ N.E.K.O. の不満点
本体サイズがやや大きめでオフ対戦などで頻繁に持ち運ぶ人には少し不向きかもしれません。
家庭用の据え置きメインで使うなら問題ありませんが、
「コンパクトで軽いデバイスがほしい」という人は、他の小型レバレスの方が合う可能性もあります。
Haute Board B16

4つ目は少し変わり種、Haute Board B16 です。
見た目の通り、ほぼキーボードのような形をしたレバレスで、
キーボードで格ゲーやってみたい
という願望を叶えてくれるような、かなりニッチなデバイスです。
購入のきっかけ
もともと「普通のキーボードでスト6を遊んでみよう」と思って、手持ちのキーボードで試したことがあるのですが、
- キー配列が格ゲー用ではない
- 余計なキーが多く、押し間違いがかなり多発
といった問題があり、「遊べるけど、実戦で使うには厳しい」という印象でした。
そこで、
格ゲー用に特化したキーボードっぽいデバイスはないかな?
と探していて、このHaute Board B16に出会い、
ちょうどセール中だったこともあって購入しました。
Haute Board B16を使ってみた感想
大体1週間ほど使ってみましたが、普通のレバレス感覚で遊べてかなりびっくりしました。
すでにレバレスに慣れている人なら、違和感なく移行できる可能性は高いと感じます。
もちろん「キーボード勢」が乗り換えるのにも向いていそうです。
Haute Board B16の気に入っているポイント
- とにかく 唯一無二の存在感 がある
- オフ対戦に持っていったら、ほぼ確実に視線を集めるタイプのデバイス
- 「人と被らないデバイスが好き」「ネタも兼ねて使いたい」という人にはドンピシャ
▶ Haute Board B16 Amazon
Haute Board B16の不満点
- 本体がかなりコンパクトなので、膝置きプレイがしづらい のが難点
工作用マットなどを膝の上に敷けば多少マシになりますが、基本的には 机置き推奨 のデバイスだと思います。
また、PS5での使用については、
別売りのコンバーターをかませれば使えるようですが、
このあたりの詳細は別途ブログ記事でまとめています。
【Haute42 Haute Board B16レビュー】世にも珍しいキーボード型レバーレスコントローラー!安価でレバレスを体験したい人は必見!
スト6で試したパッドたちと、一番しっくりきた1台

ここからは、スト6で実際に使ってみた パッドについても触れておきます。
メインはレバレス勢なのですが、パッド勢の身軽に軽装でオフ対戦に行ける様子に憧れ、
たまに「パッドで遊びたい欲」が出てきては定期的にパッド移行チャレンジしています。
そんな私が最近使用したパッドを簡単に紹介します。
PS4純正パッド

パッドでスト6を遊ぶようになって、最初に使っていたのがPS4純正パッドです。
とりあえずのお試しとして使い始めましたが、意外と格ゲー向きな部分も多く、
最初の練習用としては十分な性能でした。
筆者が使用していたPS4純正パッドは、
- 公式の背面ボタンアタッチメントを装着
- 接続端子を Type-Cに変更
と、カスタムした状態で使っていました。
PS4純正パッドの良かった点
PS4パッドで特に良かったのは、十字キーの操作感です。
筆者は
- 斜め入力が入りやすい
- コマンド入力時に引っかかりが少ない
と感じていました。
PS4純正パッドの気になった点
一方で、気になったのは トリガー部分 です。
- L2 / R2 が少しぶかぶかしている
- 押し込みが深く、入力するまでが遅い
この点はプレイしていて少しストレスを感じました。
PS4時代のパッドなので、今主流の「トリガーストップ」などが無いのも影響していると思います。
HORIファイティングコマンダー OCTA Pro

次に試したのが、パッド勢の使用者も多い HORIのファイティングコマンダーOCTA Proです。
スト6でもノーマル版のOCTAの使用者が多く、「パッドでやるならこれ」という声をよく見かけたのでPro版を購入してみました。
筆者がOCTA Proを選んだ理由は、
6ボタン配置に加えて背面ボタン強く惹かれたからです。
ファイティングコマンダー OCTA Proの良かった点
OCTA Proは、
- 天面6ボタン配置+背面ボタン付き
- 格ゲー向けに作られているという安心感
- 専用のソフトウェアで感度設定や十字部分をアタッチメントで変更が可能
といった点が魅力で、
「格ゲー用パッド」としてしっかり作られている印象を受けました。
設定をいじる楽しさもあり、最初はかなり期待して使っていました。
でも自分には・・・
ただ、実際に使い込んでみると、十字キーの操作感がどうしても自分の好みには合いませんでした。
- 感度設定を変えたり
- 他のアタッチメントを試す
など色々試してみたものの、
特に、PS4純正パッドの十字キーに慣れていたこともあり、
どうしても比較してしまい、入力の安定感で差を感じてしまった形です。
悪くはないけど、なんか違う
という結論になり、
結果的にメインパッドとしては定着しませんでした。
Victrix Pro BFG

「パッド移行チャレンジ」は何度もしましたが、
長くても3日ほどでレバレスに戻ってしまう、というのを何度か繰り返していました。
そんな中で、今のところ一番しっくりきたのが
このVictrix Pro BFG です。
▶ Victrix Pro BFG Amazon
Victrix Pro BFGの良かったポイント

とにかく十字の部分が操作しやすく思った通りにキャラが動いてくれる感覚が強く、
そのおかげもあってか前ACTのACT9では パッドでMR2000達成できました!
これまで3日坊主だったパッドチャレンジが、
このパッドでは 約1か月半継続できたのも大きなポイントで、
具体的な例でいうと、
しゃがみガード状態から波動コマンドを入力して波動拳や足刀を出す場が多いのですが、
他のパッドだと「下がきちんと入っておらず、必殺技が出ない」ということがよくありました。
これが実戦だと地味にストレスなんですよね。
Victrix Pro BFGでは、その 「下が入ってない問題」がほぼ発生せず、
出したいときにしっかり技が出てくれる感覚がありました。
Victrix Pro BFGの不満な点
- トリガーの感度がかなり良くて、意図せず暴発してしまうことがあります
(例:ノーマル足刀を出したいのに、OD足刀になってしまう など) - 定価がお高め、セール時でも約24,000円前後とお高め
私はフリマサイトで運良く1万円ちょっとで購入できましたが、
メインでこのパッドを使用している人は、壊れたときが大変だろうな…と感じます。
まとめ:スト6のデバイス選びは「快適さ」が大事
今回は、スト6で実際に10台以上のデバイスを使ってきた中から、
「人におすすめしやすい」と感じたレバレス4台+パッド1台を紹介しました。
デバイス選びはどうしても好みが出る部分ですが、
- 長く触っていて「疲れにくい」
- ミスが減って「プレイしていてストレスが少ない」
- 見た目や打鍵音が好みで「触っていて楽しい」
このあたりは、どのプレイヤーにとっても共通して大事なポイントだと思います。
もしこの記事で気になるデバイスがあれば、下に貼っているリンクから詳細をチェックしてみてください。
この記事が、
「次にどのデバイスを選ぶか」「今の環境を見直すきっかけ」になれば嬉しいです。
気になるデバイスがあれば、下にまとめたリンクから詳細をチェックしてみてください。
▶PUNK WORKSHOP 日本公式
▶PUNK WORKSHOP 海外公式
▶ レバレスに装着できる霞軸ボタン
▶ TIKITAKA FTG M3
▶ マッドキャッツN.E.K.O.
▶ Haute Board B16
▶ Victrix Pro BFG
最後に
この記事で紹介した内容は、
実際に使用している様子を動画でも詳しく解説しています。
・打鍵音の違い
・ボタン配置の雰囲気
・サイズ感や持ち運びのイメージ
文章だけでは伝わりにくい部分も、動画ならより分かりやすいと思います。
気になる方は、こちらの動画もぜひチェックしてみてください👇